場面緘黙症が治った話。脳との関係は?

場面緘黙症とは?



こんにちは、瑛梨です! このページに遊びに来てくれてありがとうございます♪

LINEからのリクエストで『場面緘黙と脳は関係しているのか?心の傷が原因?遺伝する?』
という質問を頂いたので、場面緘黙についてお話ししたいと思います!

メッセージを送ってくれたみなさん、ありがとうございます!
遅いかもしれないですが、順番に書いていきますね〜✨

場面緘黙って知っていますか?
このブログでむか〜し場面緘黙のことを書いたのですが
(当時は沢山書いたつもりだったけど短い笑)
私自身、小学生まで場面緘黙症でした。

そもそも場面緘黙とはどんなものかというと、、、

場面緘黙症とは、家庭などでは話すことができるのに、社会不安(社会的状況における不安)のために、学校や幼稚園といったある特定の場面、状況では全く話すことができなくなる現象を言う。幼児期に発症するケースが多い。発話以外の、表情や動作やその他のやり方であれば、人とコミュニケーションを取ることができる。

という感じで、特定の場所で話したくても話せない。というものです。
クラスに一人くらいおとなしい子って居ませんでしたか?
その子も、もしかしたら場面緘黙だったのかもしれません。

私の場合、学校だけ話せませんでした。

本当は木登りするくらい活発な子ではあったのですが、
その反面、緊張したり人見知りが小さい頃からあって、
慣れるまで時間がかかる子でした。

話せなくなった原因は
お友達に「えりちゃんて静かだよね」という一言で、

私の脳内では「私って静かなんだ。=話したらいけない。」になってしまったのです。
それから卒業するまで話せませんでした。

その中でも何回も話そうとするけれど、
今更喋ったらびっくりされるかな?変かな?
と考えてしまったのです。

場面緘黙症が治ったきっかけは、

中学生になって環境が変わったことと、
仲良くなった友人が変わっていて(私の中の常識から外れていた)
変でもいいんだと分かったら自然に話せるようになったのです。

それでも人見知りと緊張や不安症はずっと続いていきます。

場面緘黙の人が全員に当てはまるわけではないのですが、
不安や緊張が強いため、社交不安障害(SAD)もセットになる確率は高くなるそうです。

実際に私も気がついたら社交不安障害(SAD)でした。
社交不安障害はただの人見知りと違って
時間が経てばよくなるとはまた違う不安症です。


場面緘黙は環境と友人のおかげで治ったのですが、
社交不安はスピリチュアルのことを学んだら治ったのです。
(これもいつかお話したいです)


場面緘黙症は脳と関係がある?



場面緘黙症は脳と関係があるのかというと、関係があります。
それが扁桃体です。扁桃体の話はこちら
脳の仕組み。〜扁桃体〜逃げるか戦うか?①

扁桃体が過剰に反応してしまうのです。
場面緘黙の子は、些細な刺激でも大きな不安を感じてしまうのです。

そのため、リラックスできる場所では問題なく話せるのに、
新しい環境や慣れていない場所など、些細なことでも不安を感じてしまい
話せなくなってしまうのではないかと考えられています。


扁桃体を落ち着かせる方法は上からのリンクから見てください☺️


場面緘黙症だった方のセッションをした時にある傾向として、
扁桃体はもちろんのこと、ブローカ野とウェルニッケ野を調整することが多いです。

ブローカ野とウェルニッケ野は言語中枢と言われていて、
ブローカ野は言葉を発する機能、
ウェルニッケ中枢は話し言葉を聞いて理解するための機能と言われています。

ここでいう、調整は脳に障害があるとはまた違います。
上手く使えなていないという感じです。

緊張したり不安を感じたりすると、
聞いた話を理解するのに時間がかかってしまったり、
頭が真っ白になってしまう、、、など
理解することが難しくなってしまいます。

私のセッションではこの上手く使えていない脳の機能をスムーズにしたり、
引き金になっている感情をクリアにします。

そうすることで、緊張するような状態になっても、
話してる言葉を落ち着いて聞くことができて、理解できるようになるのです。


あともう一つ、場面緘黙症の方がある傾向があります。
それは「原始反射」です。

原始反射を調整することで場面緘黙が和らいだりするのですが、
原始反射の話はまた次回お話します〜♪


原始反射は場面緘黙症だけではなく
脳の機能や学習障害、発達障害にも関係があるのでとても興味深いし、
自分の癖の原因も分かったりするのです。

ではまた〜✨



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